ゴミ屋敷に悩む人が増えているという世相に比例してか、ネットで検索するだけでも相当数のゴミ処分業者があります。中にはいいかげんな業者もあるそうですが、そんな業者に引っかかるのはごめんですよね。
ゴミ処分業者の信頼性はここでチェック!
ここでは、信頼できるゴミ処分の専門業者を選ぶためのチェックポイントを挙げてみます。ゴミ屋敷を片付けたいと考えている人は目を通してみてください。
しっかりとした許可業者か?
最初に廃棄物の収集運搬許可を持っている業者かをチェックしましょう。行政からのこの許可がなければ、ゴミ処分を仕事にすることはできません。 まずは業者の「産業廃棄物収集運搬許可番号」を確認してください。 ちなみに、「古物営業許可」は不用品買取りには有効ですが、有償でゴミ処分を請け負うことはできません。間違えないように注意しましょう。
料金は明確か?
HPやちらしなどの料金表示がより明確な業者を選びましょう。 どうしてもケースによって料金に幅が出てしまう仕事なので、はっきりくっきりとはいきませんが、「○○円~」と最低料金だけでも明示してあれば、ある程度の判断が付きます。いくつかの業者の表示料金を比較すれば、標準的な料金設定もわかってきます。 もちろん、見積もりを取って料金表示と差がないかのチェックも必要です。この時点で、作業依頼後に追加料金が発生することはないかもしっかり確認してください。料金が安いに越したことはありませんが、ずば抜けて安い業者は逆に怪しいと思っていいかも。 さまざまな経費を削ったとしても、ゴミの処分には相応の費用がかかるので、それを無視しての料金設定は不可能といえます。悪徳業者の場合は不法投棄も考えられるので、安すぎる業者はできれば避けましょう。 料金の安さにこだわりたい人は、なぜ安いのかを問い合わせ、理由が納得できた業者に依頼してください。
対応スキルはどのくらいか?
即日対応や日時指定は可能か、ハウスクリーニングはやってくれるか、予算に合わせたプランを提案してくれるかなど、こちらの希望にどのくらい応えてくれるかをチェックしましょう。 こちらの希望が予算を上回る場合には、事前に予算内でできる最良のプランを提案してくれる業者なら安心できますね。
守秘義務や個人情報の保護が徹底されているか?
ゴミ処分の依頼にはさまざまな理由がありますが、人に知られたくない事情を持つ人も多いと思います。ゴミ屋敷自体、できれば人に知られたくないですよね。そういった守秘義務に関して明確な方針のある専門業者を選びましょう。 守秘義務を重要視している業者は、作業中の配慮(大きな音を立てない、できるだけ目立たず、など)も行き届いているのではないかと思います。個人情報の記載された不用物の処分にも、相応の対応ができるかも忘れずに確認してくださいね。
環境への配慮は?
ゴミの分別をしっかりしている業者を選びましょう。中には適当にゴミを回収して不法投棄する悪質な業者もいるので注意してください。 まだ使用可能なものに対しては、修繕や買取りを行っている業者もあるので、資源を有効活用したい人はこういったサービスのある業者をえらぶといいでしょう。
そもそも片付け業者とは?
ゴミ屋敷や汚部屋と呼ばれる部屋をあなたに代わって片付け、掃除をするのが片付け業者です。たくさんのゴミや不用品で溢れている部屋は、ひとりで片付けるのは非常に困難です。 しかし片付け業者に依頼したら、素人では手が付けられないような部屋でも手早く整理してくれます。片付け業者は、早く部屋の片付けをしたいと考えている人におすすめです。 また、ゴミの処分やリサイクルまでやってくれる片付け業者もあります。幅広いサービスを展開している業者であれば1社に依頼するだけで良いので、ほかの業者とのやり取りを減らすことが可能です。
片付け業者に掃除を依頼するのはどんな人?
片付け業者に依頼するケースは人さまざまです。その中でも特に多い5つのケースについてまとめてみました。
片付けが苦手
業者に片付けを依頼する人の中でもっとも多いのが、片付けが苦手な人です。普段から部屋を汚しているつもりはないけれど徐々にゴミが溜まっていき、気付いたら手に負えないレベルになっているケースは少なくありません。初めて一人暮らしを始めた人や、ストレスを抱えている人はゴミを溜めてしまいがちです。
急遽引越しすることになった
家庭の事情や急な転勤よって、短期間で引越しをしなければいけないケースがあります。その際に厄介なのが、不用品の処分です。引越し業者は荷物を運んでくれますが、基本的に不用品の処分までは対応していません。一方片付け業者であれば部屋の片付けはもちろん、不用品の回収も同時に行なってもらえます。
忙しくて時間がない
1日の労働時間が長かったり、出張が多かったりして家の片付けをできない人も多くいます。そのためゴミ出し日にゴミを出せず、どんどん溜まっていくケースも。しかし、片付け業者であれば曜日を気にせず自分のスケジュールに合わせて依頼することが可能です。ゴミの種類は関係ないので、分別する手間も減ります。
遺品整理
身内がなくなった場合に、遺品整理で片付け業者に依頼するケースがあります。賃貸アパートに住んでいた場合はすぐに引き払わなければいけませんが、忙しくて遺品整理にまで手が回らないことも。片付け業者は遺品整理に対応してくれるところが多いので、家族と相談しながら必要なもの・不必要なものを丁寧に仕分け、効率良く部屋をキレイにしてくれます。
庭の清掃
石・レンガ・ガレキの撤去や物置小屋の解体、草刈り・木の枝の処理などといった庭の清掃を片付け業者に依頼する人も。片付け業者の多くは庭の清掃に対応していますが、当日に頼むと追加料金が発生します。見積もりの時点で庭の清掃を依頼したいという旨を伝え、正確な費用を把握するようにしましょう。
業者選びで失敗しないポイント
片付け業者はたくさん存在するので、優良な業者を見極めることが重要となります。業者選びで失敗しないポイントは、以下の5つです。
相見積もりをする
片付け業者を選ぶ際は、複数の業者に見つもりを依頼してそれぞれの料金やサービス内容を比較する相見積もりをしましょう。相見積もりをすることで、料金が安い業者を選ぶことができます。合わせて、対応が丁寧かも一緒にチェックしましょう。
損害賠償保険に加入しているか確認する
片付け業者へ依頼した際に起こるトラブルが、家を傷つけられたり大切な物を破損されたりすることです。損害賠償保険に加入していれば保険を使い補償してもらえますが、加入していないと業者側の自己負担となります。そのため、補償の金額が大きい場合は対応してもらえないケースも。優良企業であれば損賠賠償保険に加入しているので、必ずチェックしてください。
無料で見積もりしてもらえる
片付け業者のほとんどは、無料で見積もりを行なっています。もし見積もりに料金がかかるようであれば、悪質業者のおそれがあるので注意が必要です。対応地域外の場合は、出張見積もりにお金が発生することがあります。
不用品の買取に対応している
ゴミ屋敷の掃除を依頼する業者が不用品の買取に対応している業者だと、片付け費用を抑えることができます。片付け業者を選ぶ際は、不用品の買取に対応しているところがおすすめです。
選り分けしてくれる
不要なものと処分するものに選り分けをしてくれる片付け業者であれば、事前に時間を使って分別する必要がないためとても便利です。