ゴミ屋敷にならないために必要な心構えとは
簡単な片付けを実施する
ゴミ屋敷にならないためには、当然ながら日々の簡単な片付けが重要となります。
以下に、簡単な片づけを実施する方法をまとめました。
ケースや段ボールで分類する
部屋に散らばった服や郵便物、小物などをケースに分類して入れましょう。
オシャレなラックや衣装ケースではなくとも、押し入れに収納することを考えれば段ボールでも十分です。
また、それぞれに「服」「郵便物」「小物」などのラベルを貼れば、後々整理する際も楽です。
特定のスペースのみを片付ける
家や部屋中すべてを片付けるとなると、年末の大掃除並みに大変ですよね。
まずは目に見えて、散らかっているな、と思う特定のスペースを決めて重点的に片付けてみましょう。
「ここだけでいい」と思うと、意外とやる気も起きるものです。
ゴミ箱を増やす
ゴミ屋敷といってまず想像されるのが、ゴミ袋の山ですよね。
例えばお弁当を食べたあとのゴミは、購入したときの袋に入れて放置してしまう方も多いのではないでしょうか。
それが積もりに積もって、ゴミ屋敷になってしまうというケースは珍しいことではありません。
例えばこういったすぐ出るゴミ用のダストボックスを手の届く場所に置いておくだけでも、ゴミ袋の山をつくらないということにつながります。
日頃から不要な物は捨てる
ゴミ屋敷になってしまう原因のひとつは、「物が捨てられない」ことにあります。
例えばもう何年も着ていない服を「また着るかも」と思いかたら捨てられなかったり、はたまた「すべてに思い出があるから」という理由も。
「もしかしたら使うかもしれない」「もったいない」という感情は捨て、使わないものは積極的に捨てる意識が必要です。
片付ける時間をつくる
仕事や交友関係、子育て、介護というように、人はいつでも時間に追われているものです。
しかし、時間がないからといって一切片づけをしなければ、汚れた食器がたまっていくのと同様に、ゴミも蓄積されていくのです。
例えば出勤、外出前の10分だけでも簡単に掃除をする、ゴミをまとめて出すなどを習慣づけることで、ゴミ屋敷になることはありません。
自分なりの整理整頓を実践する
「片付けが嫌い」「やる気になれない」、また「収納グッズが活用できない」など、整理整頓を苦手とする方の理由はさまざま。
そういった場合には、自分なりの整理整頓を工夫してみましょう。
何もテレビや雑誌で特集されるような整頓術を自身の生活で行う必要はないのです。
自分の生活しやすい形で、無理のない範囲で整理をするということが、整頓を続けるコツとなります。
カーテンを開ける
ゴミ屋敷のほとんどが、何年もの間カーテンが閉りっぱなしであったり、中には窓すらも開けない家だという話があります。
確かに家の中が散らかっていたら、中を見られたくないというのが一般的な心情だと思います。
そこで、無理矢理カーテンと窓を開けて、外の空気を取り入れる。
それだけでも片付ける意欲や、綺麗にしたいという願望がわいてくるといわれています。